春日大社をもっと知ろう 春日大社 御本社 徹底解説

春日大社の御本社には、国宝の御本殿をはじめ
国の重要文化財に指定されている歴史的にも文化的にも貴重な建物がずらり。
式年造替の期間中は御本殿を見学するチャンス!

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幣殿・舞殿の正面に位置する朱色がまぶしい南門は、高さ12mもある春日大社最大の門。現在は、春日大社の正門となっていますが、春日祭では藤原姓以外の勅使のための参入門です。南北朝時代に再建されたものですが、平城京の宮殿を思わせる下層が高く上層が低い作りからは、王朝時代伝統の様式を垣間見ることができます。 マップへ戻る

御本社をぐるりと取り囲む長さ約52mの東回廊、長さ約81mの西回廊には約800年にもわたって様々な人から奉納された釣灯籠約1,000基がずらり。昔は灯籠と一緒に油料も奉納し、その油が続く限り毎日火が灯されていたそう。じっくり見ると形や意匠が異なっており、なかには金色の灯籠も。元々は金色で、時が経つとともに色が変化していくのです。 マップへ戻る

奈良時代の初め平城京守護のため、鹿島の武甕槌命様が白鹿の背にお乗りになり天降られた神蹟、御蓋山の頂上浮雲峰の遥拝所。神護景雲2年(768)に御本殿が創建される以前から神様がお鎮まりになる神奈備として崇められ、現在も禁足地として入山が厳しく制限されている。 マップへ戻る

屋根が曲線を描いて反り、正面に片流れの庇を付けた「春日造」と呼ばれる神社建築様式の御社が四棟並んだ御本殿。第一殿に武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様、第二殿に経津主命(フツヌシノミコト)様、第三殿に天児屋根命(アメノコヤネノミコト)様、第四殿に比売神(ヒメガミ)様が祀られています。ふだんは直接目にすることはできませんが、神様が移殿に遷っておられる式年造替の期間中は、特別に参拝が叶います。 マップへ戻る

庭の東南隅に林檎の木があることからその名が付いた「林檎の庭」は、神楽や舞楽が奉納され、春日祭などの神事も行われる重要な場所。もともとこの林檎の木は、約800年前に高倉天皇から献木されたと伝えられています。現在の木は1955年に長野県の有志によって寄進されたもの。林檎の原種「ワリンゴ」でこれだけ大きいものは珍しいとのこと。 マップへ戻る

春日大社を見守り続けてきた樹齢約800年~1000年の大杉。今では目通り周囲8.7m、高さ25mの大木ですが、700年昔に書かれた「春日権現験記」には幼木の姿で描かれています。大杉の根元から斜めに延びている木は、別名・イブキとも言う柏槙(ビャクシン)。直会殿の屋根を貫いているのは、樹木を大切にされる神様の託宣によるものです。 マップへ戻る

式年造替の際に神様がお遷りになる移殿(内侍殿)と御廊をむすぶ渡り階段で、古くは登廊と呼ばれていた建物です。この建物は斜め階段が付けられているため、ほとんど部材が平行四辺形に加工されているのが特徴。創建は1179年ですが、江戸時代に飛騨の名工・左甚五郎が現在のような捻れた形に造り替えたとの説があります。 マップへ戻る

春日大社は灯籠が沢山あることで有名で、平安時代から現在まで奉納された灯籠がおよそ三千基あります。春日の灯籠は数が多いだけでなく、歴史的な資料としても重要で、現存する室町時代以前の灯籠の六割以上が春日大社にあると言われております。
2月の節分・8月14・15日の年2回計3日間、すべての灯籠に浄火をともす春日万灯籠が行なわれており、この万灯籠神事を感じていただこうと、江戸時代まで神職の詰所であった藤浪之屋を開放しました。由緒ある建物の中で、万灯籠の幽玄の美を体験ください。
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南門をくぐった正面にある建物は、一見拝殿と勘違いしそうですが、東側2間は幣殿、西側3間は舞殿です。幣殿は天皇陛下のお供え物である御幣物を一旦納めるためのもので、天井板が小組格天井となっているのが特徴。舞殿は宮中伝来の御神楽を行うための建物で、雨天時には神楽や舞楽が奉納されます。一般の参拝はここから神様に祈りを捧げます。 マップへ戻る

社紋が下がり藤である春日大社では至るところで藤の花が楽しめますが、なかでも必見なのが慶賀門内にある棚作りの藤。近衛家からの献木と伝えられ『春日権現験記』にも書かれている樹齢700年以上の老木で、5月初旬頃になると花房が1m以上にも延び、地面にまで届くことから「砂ずりの藤」と呼ばれています。 マップへ戻る

慶賀門は西回廊にある三つの門の中でいちばん南側にある門。御蓋山を正面に望む古来の正式な参入門であり、御本殿ができる前から御蓋山が神様のお山であったことが実感できます。現在の春日祭では勅使が藤原氏であればこの門から入ってお祭りを奉仕。他の二門とは異なり格天井となっています。 マップへ戻る

おみくじを口にくわえているのは、春日大社の神様のお使いである鹿。これまでは一刀彫りのものだけでしたが、第六十次式年造替を記念して陶器で造られた白鹿の「鹿みくじ」が登場しました。運勢を占った後は、お土産として持ち帰って。

御本殿特別参拝 春日大社第六十次年式造替情報

春日大社では、式年造替の際に葺き替えられる屋根の材料として檜皮の奉納を受け付けています。神様と深いご縁が結ばれますように…との思いを込めて。真心のこもった檜皮を一束奉納してみてはいかがですか?檜皮寄進料 一束千円

春日大社へのアクセス

奈良県奈良市春日野町160 TEL.0742-22-7788
【交通アクセス】
近鉄奈良駅、JR奈良駅から奈良交通バスで
●春日大社本殿行「春日大社本殿」下車すぐ。
●市内循環・外回り循環「春日大社表参道」下車、
徒歩約10分。
※季節によりバスの運行や時間が変更になりますのでご確認下さい

【開門時間】
夏期(4月〜9月)/午前6時〜午後6時
冬期(10月〜3月)/午前6時30分〜午後5時
※諸行事の際は変更

近隣地図
交通アクセス 交通アクセス

平成26年4月3日、奈良県、奈良市のほか、経済団体、交通事業者、観光団体などをメンバーとする奉祝行事実行委員会が設立されました。
この実行委員会は、式年造替の持つ歴史的・文化的意義を深く理解し、全国、ひいては世界の人々とともに広く共有化し、未来へ引き継いでいくことを願いに結成されました。造替の意義とこころを伝える、さまざまな行事・事業を奈良県民あげて推進・実施するとともに、内外に広く情報発信します。そして、日本文化源流の地である奈良に数多くの方々に訪れて頂き、春日大社を始め、奈良が発し続けてきた繁栄と平和への願い、感謝のこころに触れる場と時を提供していきます。詳細はホームページをご覧ください。 http://www.kasuga-houshuku.jp/

春日大社 第六十次式年造替記念 奉祝行事実行委員会

2014年9月30日に配信された記事で、掲載情報は配信当時のものです。
内容が変更になる場合がありますので予めご了承ください。